リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ
トナーカートリッジにもいろいろあります。
プリンターメーカーの作るリサイクルトナーと、俗に言うリサイクルトナーとは何が違う?
ん?
何のことかわからないですよね。
そう、この業界はまさに複雑怪奇な業界なんです。
「リサイクルトナー業界はエプソンやキヤノンが製作したカートリッジをリサイクルさせてもらって商売をしてます」
という表現し、プリンターメーカーは「当社製品はリサイクルしています。」という表現をします。
この二つの「リサイクル」という表現は同じ言葉でも意味が全然違います。
実はプリンターメーカーの日本語が正しい使い方です。
今、工業製品、特にプラスチックや金属は、ほぼ100%「リサイクル」されています。
つまり、プリンターメーカーの表現が正しいというのは、「回収したカートリッジをリサイクル業者(廃棄加工)がプラスチックと金属に分け、原料に近い状態からリサイクルする」という意味です。
ですから、基本的にすべて「純正品」なんです。
いや、プリンターメーカーは違うと言うかもしれませんけどね。
しかし、我々リサイクルトナー業者が行っているのは、回収したカートリッジを分解・洗浄・組み立て・トナー充填というサイクルですから
正確には「リサイクル」ではなく「リユース」です。
この部分がユーザーにとって、もの凄くわかりづらくしている原因だと思います。
何だ、キヤノンもリサイクルトナーなんだ。
いや、正しいけど、あなたが想像する意味じゃないと思いますよ。
プリンターメーカーからすれば「リサイクル」じゃないだろってことですよ。
でも、すでに「リサイクルトナー」と言うのは「リユーストナー」の意味に考えられていますから、「リサイクルトナー」とはプリンターメーカーが言うところの「リサイクル」ではないんです。
なんだか、余計にわからなくなってしまいましたが
- 1 リサイクル → 商品を分別し、再加工し、製品化する
- 2 リユース → 同じものを、もう一度利用する
プリンターメーカーが言うリサイクルは1の意味
リサイクルトナー業界がいうリサイクルトナーとは2の意味です。
互換トナーとは何?
あまり聞きなれない言葉に「互換トナー」というものがあります。
実はこの業界は言葉的に標準化されていない部分がありまして、この「互換トナー」という表現も業者によっては違う捕らえ方をする可能性があります。
実はこの「互換トナー」は言い得て妙なんです。
あくまでも「互換」ですから、当然プリンターメーカーが国内で作った国内純正品でなければ、プリンターメーカーが海外で作った海外純正品でもない。
ましてや、リユースされたカートリッジを使って作った「リサイクルトナー」でもないんです。
結論から言えば「違法トナー」です。
そして、その手口は極めて巧妙です。
大元の純正カートリッジを分解し、すべての部品を「模倣」し、「金型」を作り、純正品の「そっくりさん」を作ります。
まあ大体が「中国製」ですけどね。
もう、何でもありの世界ですけど、考え方からすれば「新品」扱いです。
ですから、ネットで「当社製品はすべて新品」という表現が使われている場合は、この「互換トナー」を疑う必要があります。そうでなければ、当社の商品は「国内純正品・海外純正品・海外逆輸入」に限ります、って謳えばいいことですから。
当然値段もバカみたいに安いですけど、所詮は「模倣で違法」な商品ですから、使うにしてもかなりリスキーですね。
先日、値段の格差問題を書きましたが、工法・種類・ルート等様々な要因で価格は決定されます。
結論から言うと、極端に安い商品は「とりあえず疑え」ってことです。
ちなみに、「互換トナー」はそのカートリッジを回収しません。
回収に掛る費用を負担したくないからです。
つまりその廃棄費用は「ユーザー」が負担することになります。
当然、「リサイクル(リユース)トナー」の母材にもなりえません。
汎用品とは何か
「はんようひん」と呼びます。
実はこれも定義があいまいな部分があります。
うちの会社で言うところの「汎用品」とはあくまでも「海外からの逆輸入純正品であったり、OEM製品の純正品」ですから、ご安心を。
うちの会社は「互換トナー」は扱いません。
基本的に売る方も「違法」ですから。
広義の意味では「純正品と同じ機能を有する純正品以外の新品」です。
ということは、先ほどの「互換トナー」もこの「汎用品」の範疇になります。
残念ながら、ネット通販のサイトから「汎用品」の意味を正確に知ることはできません。
しかし、そのカートリッジが「回収」対象でなければ、違法な「互換トナー」である可能性がありますから、十分な注意が必要です。
再生回数とは何か
ちゃんとしたって言い方は変ですけど、管理がしっかりしているリサイクル業者は、特定のカートリッジに対して、必ず「再生」回数を決めてリサイクルを行っています。
理由は商品の磨耗具合で複数回の再生後には不良になる可能性が高いとのデータがあるためです。
その回数は、カートリッジの種類にもよります。
この再生回数をキチンと管理している業者は「信頼」に値すると考えて間違いありません。
リサイクルトナーの基本的な知識を持って、購入を判断しても遅くはないと思います。