リサイクルトナーを活用しよう!

環境にやさしいリサイクルトナーとは

リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ

今、世界で大きな問題になっているのが「環境問題」です。

ほとんどのプリンターメーカーでも、回収されたカートリッジを原材料に近い状態まで分解し、それを再びカートリッジに戻しています。
今では、プラスチックや金属のリサイクル率は、ほぼ100%と言われています。
このように、カートリッジを原材料まで戻すような方法を、プリンターメーカーは「リサイクル」と呼んでいますが、実際には純正品そのものです。

これに対して、我々リサイクルトナー業界でいうところの「リサイクル」とは、簡単に説明すると「使用済になった純正品カートリッジを分解・洗浄し、
磨耗・劣化した部品は新品に交換し、トナーを再充填するカートリッジ」のことを指します。どちらかと言うとリユースの方が正しい表現かもしれません。

では、どちらが地球環境にやさしいのかというと、間違いなく我々が行っているリサイクル方法です。
プリンターメーカーが行う方法でリサイクルされる過程では、各部品を原材料化する際に、大量の電力を必要とします。
そのため、部品を無駄にしないという点では需要なのですが、CO2排出という点においては問題が残ります。
この点で、「製品そのものを再利用する」という我々のリサイクル(リユース)方法の方が、より地球環境にやさしいと言えます。

リサイクルトナーの品質

リサイクルトナーもひとつの問題を抱えています。
それは、「品質」に対するイメージの問題です。
現在、インターネット通販で「リサイクルトナー」を販売している会社は星の数ほどありますが、信頼できる会社か否かの判断は本当に難しいと思います。
それは、各社で生産手順や方法、部材の質が異なるからです。
多くのお客様は、「トナー」を充填するだけだと思われているかもしれません。
しかし、それは最終段階であって商品化までには多くのプロセスが必要です。
具体的には下記のような製造工程です。

  • 1) 使用済みカートリッジ回収
  • 2) カートリッジ分解
  • 3) 状態確認
  • 4) 洗浄(クリーニング)
  • 5) 磨耗・劣化した部品の新品交換
  • 6) 組立て
  • 7) トナー(粉)充填
  • 8) チップ交換
  • 9) 印字テスト
  • 10) 検収
  • 11) 出荷

※ リサイクル時に交換する部品とトナーには、高品質なものと、そうでないものとが存在します。当社では常に「高品質」な
部品とトナーを使用し、経験豊富な技術者が丁寧に上記の工程を経て生産した後に、お客様へ直送されますので安心してお使いいただけます。

しかし、すべてのリサイクルメーカーで同じ処理(生産工程)を行っているのかと言うと、かなり疑わしいです。
実際にはこれらの工程の内、2〜6を端折ることは可能と言えば可能です。ただし、そのような工程で生産されたリサイクル品の不良率は、間違いなく高くなります。
現実にそのような方法で製造している会社も存在するようです。
では、何故そのような会社は、そのようなリスクを犯すのか。
それは「原価を安く」するためです。
しかし、「安かろう悪かろう」では話になりません。

インターネット上でリサイクルトナーを探そうとすると、あまりにも多くの情報が氾濫しているため、何がいいのか、まったくその判断に困ります。
価格の安さだけを求めれば、当社より安い会社は何社も存在します。
しかし、我々から見れば「考えられないような低価格」で販売している会社のリサイクルトナーは少し疑った方がいいかもしれません。
確かに企業努力によって、低価格を実現している会社も多いのですが、先程のきちんとした生産工程で管理されたリサイクルトナーではない可能性もあります。
特に、初めて「リサイクルトナー」を購入する方は、注意された方がいいかもしれません。

信頼できる会社を見抜く簡単な方法

トナーカートリッジは一回の購入で終わる商品ではありません。
トナーが無くなれば、また購入が必要な循環型の商品です。
ですから、その販売店がいつからリサイクルトナーを販売しているのかを見るのが「信頼」という観点からすると、最も手っ取り早く確実な方法かもしれません。
しかし、一番の方法はお電話をしていただき、品質や保証・対応等について直接確認するのが最良かと思います。
ちなみに当社の場合、リサイクルトナーのインターネット通販を始めてから、お陰様で20年の歳月が経ちました。
おそらく、ネット通販会社としては創成期から続いていることになります。
また、1万社を超える法人様と、多くの個人の皆様に販売してきた実績があり、リピート率も7割を超えています。
リサイクルトナーは、売り切りの商品ではありません。
使用済みカートリッジの回収や、万一、不具合が発生した場合の対処や、お客様へのサポートが非常に重要な仕事になります。
そのため、くれぐれも価格のみでリサイクルトナーの購入を判断されることがないよう注意が必要かと思います。

用途によって使用するトナーを判断しよう

リサイクルトナーについて、お客様から頂くご質問に「印刷の質」があります。
リサイクルトナーを購入するかどうか悩む直接的な部分だと思われます。
よく勘違いされているのが、「使用されているトナー(粉)は、純正品と同等なのか?」という問いです。
結論から言うと異なります。
純正品はプリンターメーカーの機密事項ですから、まったく同じものを作ることは出来ません。
従って、リサイクル用のトナー製造会社が、該当するカートリッジに適合する成分を分析した上で開発しています。
そして、「品質に差はあるのか?」という問題の答えはかなり難しいのですが、一つ言えることは「同じではない」ということです。
特に、品質の良くない部品やトナーを使用したリサイクルトナーは、当然、不良率も上がります。
もし、他の販売店で「純正品と同じです」と答える会社があったなら、逆に「信頼」できない会社だと疑った方がいいかもしれません。
当社と提携している国内のしっかりと管理された会社が作る「リサイクルトナー」の品質は、純正品とほとんど見分けることが難しいくらい高品質です。
但し、純正品と同品質を求める場合は、やはり「純正品」を利用した方が無難かもしれません。
それ以外の用途であれば、「リサイクルトナー」でまったく問題ありません。

お客様の声

本日納品されました。昨日発注したばかりなのに翌日納品していただきありがとうございました。
(東京都 税理士事務所)

今まで純正だけを使用していましたが、今回初めてリサイクルトナーの注文をしました。不安もありましたが、
いざ使用してみると品質もいいし安心しました。また注文したいと思います。
(神奈川県 中古車販売会社)

リサイクルトナーについて詳しく教えていただきありがとうございました。ご説明どおり問題なく使用しております。
(東京都 高等学校)

印刷バッチリですよ。またトナー注文します。

(千葉県 印刷会社)

何度か激安なリサイクルトナーを使用した事がありましたが品質が悪く、その後はまた純正を使っていました。でも値段が高いのでアップライズさんのリサイクルトナーを試しに購入しましたが品質も良く価格も安いし、また注文しますね。

(大阪府 会計事務所)

先程きました。早速使いましたが品質にまったく問題ありませんでした。
(北海道 喫茶券経営)

綺麗に印刷できてますよ!プリンターの台数も多いのでまた注文します。
(愛知県 ネット通販会社)

無理言って配送業者の指定をしていただき有難うございました。
(鹿児島県 建築会社)

空のカートリッジが無いのに納品してくれて助かりました。
(高知県 システムエンジニア)

昨日の夕方に注文して本日届きました。速さにビックリです。
(兵庫県 運送会社)

リサイクルトナー以外にも汎用トナーも格安ですね。
(広島県 出版関連会社)

トナー切れで困っていましたが、翌日納品していただき助かりました。
(青森県 証券会社)

リサイクルトナー1本の注文でしたが、即納いただきありがとうございました。
(岡山県 塾経営)

リサイクルトナーの品質について

メイドインジャパンは魔法の言葉

リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ
メイドインジャパンという言葉は、魔法の言葉になってますね。
特に食品や家電、自動車業界でのブランド力は絶大です。
これと同じように、リサイクルトナーの世界でもメイドインジャパンというブランドは存在します。
しかしながら、日本でも「利益追及」のための粗悪品が存在しているのも事実です。
日本製だから安心という時代ではなく、客観的な評価がなければ、いくら日本製と言っても信頼に値しない時代になりました。
モラルが低下したという現実もありますが、価格競争による影響の方が大きいでしょうね。
そのために、各メーカーは「品質」に関する「客観的なお墨付き」が必要になったんです。
では、その客観的「お墨付き」とはなんなのか。
一般的には「ISO」が有名です。
「ISO」を取得するということは、「世界標準」だということを世間に示す最も客観的な基準になります。
但し、ISOを取得したから安心だということにはなりません。
ISOは、あくまで、ISOの基準に照らした上で、工程上問題なく製品化されたものという証に過ぎないからです。
ISOを取得した会社でも、ISOの審査上だけ化粧した情報を作り、審査をパスした会社もあります。
以前、「ISO9000」が実は「USO800」だと言われた時代もありました。
でも、今は違います。
ISOの存在が正しく理解されてきたという側面もありますが、ISOが世界唯一の標準化団体だという認識されてきたためです。
よく比較される指標に、「TQC」があります。
何が違うのか、目的は同じです。
両方ともに品質を管理するためのアプローチです。
しかし、この両者には決定的は違いがあります。
TQCとは会社が行う「努力」にすぎません。
つまり、社外的な説得力はほぼ「ゼロ」です。
いくら、うちの会社はTQCに取り組んでいるって言ったところで、「あ〜そうですか」で終ってしまいます。

これに対して「ISO」とは国際標準化団体が「品質に対して、客観的なお墨付きを与える」のが目的です。
実際に、私自信もこのISOに今までに何度も取り組んできたので、その内情な熟知しています。
中身をご存知の方も多いですが、すべてが理詰めです。
TQCが「品質管理」でISOが「品質保証」。
全然違いますね。
少なくとも、ISO9000シリーズを取得することは、現場レベルでもかなり大変です。
いくら、取得が目的と言っても、取得すればそれに縛られる訳ですから、客観的には「安心」できます。
しかしながら、リサイクルトナーの世界では、いくらISO9000シリーズ取得向上製品でも「不良」は存在してしまいます。
製造工程ではISOに準拠した製造手順で製品が作られていても「不良」は出ます。
それじゃあ「品質保証」にならないだろ!ってことですけど、「品質保証してるから不良は起きない」という訳ではないんです。
その理由はいくつもあります。
まず、トナーカートリッジの部品の問題。
部品の多くはプラスチックやアルミですから、時間と共に劣化や摩耗します。
基本的にそれらは交換しますが、100%摩耗を確認できる訳ではありません。
また、印字チェックする際も限界があります。
そして最も大きな問題は、「リサイクルトナーとは様々な環境で使われてカートリッジを再利用したもの」という部分です。
つまり、返却されるカートリッジはすべてが同じ環境で使用されたものではない、ということです。
何千枚もプリントしたカートリッジですから、様々な問題が中には発生しています。
ですから、どんなに工場が頑張っても、不良品を「ゼロ」にすることは不可能です。
そのために、機種ごとに「再生回数」というのが決められているんですね。
後、出荷時に問題がなくとも、純正品と異なり配送過程で様々なトラブルに会うことも珍しくありません。
純正品は基本的に「メーカー」が販売店に直接納品します。
メーカーが納品しますから、トナーカートリッジがどれ程精密で繊細かを知っています。
そのため、絶対に商品を粗末に扱うことはありません。
ですから、運搬時に不良が発生する可能性は極めて低くなります。
これに対し、リサイクルトナーを販売する会社は、宅配業者を利用せざる得ない事情もあります。
そのため、どんなに「精密機器」という扱いを求めても、何人もの人を経由しますから、その間にいろんな扱いを受けることになります。
中には投げられることがあるかもしれません。
それが原因で、「不良」になることも多々あります。

このような可能性を理解できれば、上手にリサイクルトナーと付き合うこともできますし、コストも安く抑えることできます。
このような背景から、ほとんどのリサイクルトナーメーカーは1年間の保証を行っています。
まず、リサイクルトナーを購入する際にはこのような事情を理解することが重要ですね

リサイクルトナーを販売するECサイトについて

リサイクルトナーのECサイト運営

ECサイトの仕組み・変遷

リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ

自分の会社はもともとは「システム」を構築していた会社なんですけど、ご存知の方も多いと思いますが、今、社内システムを一から構築する企業はほとんどありません。
あのIBMが「システムは終わった」と言う程ですから。
なんで、システムが終わったのか。
それは、「クラウド」と呼ばれるサービスが出来たためです。
これが可能になった背景は、ネットワークの高速が大きいですね。
あと、ブラウザ環境が物凄く高度化したため、従来社内で組むシステムは大体ブラウザで対応可能になった。
例えば、昔なら何十万もするデータベースはフリーの「mySQL」という仕組みに置き換わり、それを処理するためのデータベース言語も「PHP」等で100%対応可能となった。
さらには、JavaSCRIPTの進化により、「よりグラフィカルになり、さらにサーバー負荷も低減させることも可能となった」
例えば、みなさんがインターネットでリサイクルトナーを注文する場合、当社のEコマースシステムであったり、楽天の販売サイトを利用します。
その昔、このシステムというのは、ものすごく高価だったんです。
なぜなら、データベースがインターネット上に乗らなかったから。
つまり、インターネット上で注文した情報は一旦、社内のシステムへ情報が送られ、その情報をブラウザに転送する、といった方法しかできなかった。
それが、いわゆる「CGI」と呼ばれていたものです。
この仕組みはアドレスの後に「パラメータ」と言われるものを付けて送信する方法です。
今でも、外部のEコマースを利用するような販売サイトであれば、この方式を利用しています。
当社はリサイクルトナーを販売しているので、それを例に説明すると、インターネットで「リサイクルトナー」を注文する際、販売会社は注文した商品に関連する情報をEコマース処理会社に転送します。
これがアドレスの後ろに付く「パラメータ」と呼ばれる部分です。
受け取った情報からEコマース会社は、確かに受け取りました、という情報を販売会社のサイトへ送り、注文が成立すると言った仕組みです。
この仕組みでは、販売会社にシステムノウハウは必要ありません。
そのため、サイト運営上の人的な負担も少なく済みます。
これに対して、「PHP+mySQL」と言ったシステムは、Eコマースを自社で構築するために利用する仕組みです。
社内にシステムを組むノウハウがある場合には、この方法の方が遥かに利便性が高いといえます。
それは、リサイクルトナーのデータベースと一緒に管理することが可能であるということと、サイトの変更やカスタマイズを行う際の費用も必要ないためです。
逆に言うと、その分の費用で価格を安く抑えられることも可能になります。
実際に外部のEコマースを利用する際には、月額あるいは1点あたりとかで契約しますが、その分は価格に転嫁しなければ採算に合わないはずです。
もし、極めて安いにも関わらず、また外部のEコマースを利用してリサイクルトナーを販売している会社を見かけた場合、少なくとも自分はそこの商品を買わないと思います。
どんな粗悪品なんだろうと、逆に疑っちゃいますから。

ECサイト構築のハードル

さて、話をサイトの問題に移します。
実はECサイトを運営すること自体、最近では本当にハードルが下がりました。
普通に「パック」として利用できるEコマースサイトが山のようにありますから。
しかし、逆に言うと「ハードル」が下がった分、ライバルが多くなることを意味します。
極端な話、「リサイクルトナー」のECサイトを作り、翌日から販売することも、ある程度のやる気と知識があれば可能だと思います。
しかし、だからと言って、それが商売になるかどうかは別問題。
リサイクルトナーは売り切りではなく、カートリッジの回収から納品に至るステップが多く、また、品質の差もあります。
循環型のビジネスは、「信頼」がすべてですから、安くするための努力だけではどうしようもないんですね。
もし、自分がこれからECサイトを構築するなら、そのサイトでしか手に入らないような商品を売りたい。
それが何かを見つけるのは、リサイクルトナーを売るよりももっと大変かもしれませんが。

ちょっと難しい話になってしまいましたが、要約すると、以下のようになります。

  • ECサイトは内部システムと外部システム(Eコマースサイト)の連携でなりたっている
  • 外部システムを内製化できる企業は販売コストを安く設定することが可能
  • 外部システムを他社に任せている販売サイトは、その分の料金が価格に転嫁されている
  • 今では誰でも外部システムをパックで利用することが可能
  • しかしリサイクルトナーの販売はノウハウが必要であるため、誰しもが扱えるものではない

【キヤノン式リサイクルトナー】クローズドループリサイクルとは

キヤノン式リサイクルトナー クローズドループリサイクルとは何か

地球環境とリサイクルトナーの関係

リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ

我々が暮らす地球上には約78%の窒素と20%の酸素、それと約0.04%の二酸化炭素で構成されています。
今、問題になっている二酸化炭素は、実はたったの0.04%しか存在していません。
にも関わらず、「地球温暖化」の主原因とされています。
「二酸化炭素」とは化学式では「CO2」。
一つの炭素元素と酸素が結びついてできます。
一般的には地球温暖化は二酸化炭素が悪役のように思われていますが、実は、確固たる証明はなされてません。
おそらく、都市化と二酸化炭素の関係から温室効果ガスとして、地球温暖化の原因ではないかと考えれているようです。
さて、そんな二酸化炭素とリサイクルトナーの関係をちょっと考えてみます。

低炭素社会とリサイクル

低炭素社会とは、いわゆる「二酸化炭素」の排出を少なくししようという取り組みですが、実は「リサイクル」と深い関係があります。
例えば我々が扱っている「リサイクルトナーカートリッジ」はあのように小さい中に、ものすごく多くの部品で構成されています。
そして、ほとんどがプラスチックと、鉄・アルミ・銅と言った金属で占められています。
それらの部品は「金型」を元に作られますが、その「金型」ひとつとっても、造形過程でものすごく多くの「二酸化炭素」を排出しています。
実は、本当の循環型低炭素社会を実現するためには、部品ひとつひとつを、すべて「標準化」する必要があります。
各メーカーは、現在そのための取り組みをしているようです。

クローズドループを支える先進のリサイクル技術

キヤノンの取り組みは、キヤノンのカートリッジを回収し、それを新品同様の製品にするためのひとつの取り組みですが、これはエプソンが行っている「環境推進型トナー」という手法とほぼ同じです。
回収したリサイクルトナーをリユース部分とリサイクル部品とに選別し、一つ一つの部品の磨耗具合をチェックする(目視)。
そして、リサイクルする際に部品が選別されやすいように「色分け」を行う。
また、新品の製品を製造する際にも、リサイクルされることを念頭に部品を分解しやすいように設計する。
キヤノンではさらに、「リサイクルトナー」のためのプラントまで作っています。

以前、エプソンの環境推進についてレポートを書きましたが、キヤノンの場合エプソンと異なり、ブランドとして取り組み以上に生産性や利益の面も重視した取り組みをしています。
単に、ユーザーに対するイメージ戦略だけでなく、リサイクルトナーとしてキヤノンのブランドを活かしつつ、「採算ベース」でこのプロジェクトに取り組んでいる訳です。

この取り組みにおいては部品のの標準化と少種類化という取り組みがされています。
先ほども書きましたが、リサイクルトナーを設計の段階から「リサイクルすることを基本」に設計しています。
特にプラスチックは他の金属部品と異なり、同じ部品へ再生させることが極めて難しい材料です。
しかし、キヤノンは

「材料毎の色分け等が施された自社製品の特徴を最大限活用した、独自の装置を開発」

しリサイクルの効率化を計りました。

キヤノンはこの取り組みを全世界的に広げようとし、そのための「世界会議」も開いています。

しかし、このような取り組みは、我々のような「リサイクルトナー」業界でも同じようなステップで製品を製造してはいます。
では、どこが違うのか。
実は基本的な違いはなく、目的とするところは同じです。
逆に我々にとっては、より簡単に安くリサイクルができる可能性を含んでいます。
キヤノンの取り組みを今後も注視する必要があります。

[リサイクルトナー]EPSON LP-S7100 / CANON LBP9100C について

EPSON LP-S7100 シリーズ リサイクルトナー対応機種
LP-S7100/LP-S7100R/LP-S7100Z/LP-S7100RZ/LP-S7100C2/LP-S8100/LP-S8100PS/LP-S8100C2/LP-S71C5/LP-S71RC5/LP-S81C5
CANON S LBP9100Cシリーズ リサイクルトナー対応機種
Satera LBP9100C/Satera LBP9100CS/Satera LBP9200C/Satera LBP9500C/Satera LBP9510C/Satera LBP9600C/Satera LBP9650Ci

ビジネスユースで人気No.1 はA3カラープリンター 今日はそのカテゴリで双璧をなすエプソン LP-S7100キヤノンLBP9100Cの2種類を比較してみたいあと思います。

EPSON エプソンLP-S7100
キヤノンCANON LBP9100C
RICHO SPC830 RICHO SPC830

おそらく、ビジネスユースで最も販売されてると思われるA3カラープリンターは
EPSON エプソンLP-S7100キヤノンCANON LBP9100Cだと思います。
(実際にはわかりませんが)
まずは、サプライ品の価格からご覧ください。
*リサイクルトナーなど各種カートリッジのご注文は以下からお願います。

カテゴリ
定価
(税込み)
EPSON
LP-S7100
EPSON エプソンLP-S7100
定価
(税込み)
CANON
lbp9100C
キヤノンCANON LBP9100C
純正品
ブラック
20,088
41,040
シアン
26,784
51,300
マゼンタ
26,784
51,300
イエロー
51,300
42,120
純正品
2本セット
ブラック
33,372
シアン
44,604
マゼンタ
44,604
イエロー
44,604
純正品
環境推進トナー
ブラック
16,092
シアン
21,384
マゼンタ
21,384
イエロー
21,384
純正品
環境推進トナー
2本セット
ブラック
26,676
シアン
35,640
マゼンタ
35,640
イエロー
35,640
汎用品
ブラック
20,088
41,040
シアン
26,784
51,300
マゼンタ
26,784
51,300
イエロー
26,784
51,300
リサイクル品
ブラック
20,088
41,040
シアン
26,784
51,300
マゼンタ
26,784
51,300
イエロー
26,784
51,300
ドラム
感光体ユニット
( カラー用)
純正品
12,960
リサイクル品
12,960
ドラム
感光体ユニット
(ブラック用)
純正品
12,960
リサイクル品
12,960
廃トナーボックス
純正品
注1トナーカートリッジ
やドラム等との
同時購入
2,160
リサイクル品
*注2トナーカートリッジ
やドラム等との
同時購入
2,160
純正品
*注3 廃トナーボックス
のみの購入
6,480
リサイクル品
*注4 廃トナーボックス
のみの購入
4,320
純正品
WT-722
回収トナーボックス
4,752
ITB UNIT UM-722i
53,914
フューザーキット
※lbp9100C/
9100CS 専用
57,672
フューザーキット
※LBP-9200C/9500C/
9510C/9600C/9650Ci 専用
57,672

*注1
※こちらの商品は、トナーカートリッジやドラムなどと同時購入時のみ1本からの販売をしております。廃トナーボックスのみの購入は、3本以上のご発注でお願い致します。
*注2
※こちらの商品は、トナーカートリッジやドラムなどと同時購入時のみ1本からの販売をしております。廃トナーボックスのみの購入は、2本以上のご発注でお願い致します。
*注3
※こちらの商品は、3本セット販売となっております。
*注4
※こちらの商品は、2本セット販売となっております。

基本機能は以下の通り。
EPSON LP-S7100 シリーズ メーカー製品情報ページ

CANON LBP9100Cシリーズ メーカー製品情報ページ

双方とも、日本を代表するA3カラープリンターです。

【本体価格】
キヤノンCANON LBP9100C  | 基本的にオープン価格ですが、ネット等での新品価格は80,000円 ±4000ぐらい最安値は 36,800円って言うのもありました。
EPSON LP-S7100        | エプソンダイレクト税別49,980円

プリンターに関しては、価格も重要ですが、「保証期間」も考慮したいところです。

【インターフェース】
キヤノンCANON LBP9100C  | USB、有線LAN (無線LANは未対応)
EPSON LP-S7100        | USB、有線LAN (無線LANは未対応)

【スピード】
キヤノンCANON LBP9100C  | カラー/モノクロ 印刷 20枚/分
EPSON LP-S7100        | カラー/モノクロ 印刷 30枚/分

【耐久枚数】
キヤノンCANON LBP9100C  | 60万枚
EPSON LP-S7100        | 60万枚

【出力解像度】
キヤノンCANON LBP9100C  | 9600DPI
EPSON LP-S7100        | 9600DPI

ご覧のように、双方の仕様は、スピード以外ほぼ一緒ですが、ランニングコストに関しては、純正品のトナーもリサイクル品トナーもエプソンLP-S7100の方が安いです。

以上の仕様差を考慮した場合、自分であればエプソンを選択します。

でも、新規で買うならやはり無線LANはほしいですね。
キヤノンLBP7110CとかエプソンLP-S230DWとかも選択肢に入れた方がいいかもしれません。

今日のリサイクルトナー用語の基礎知識

環境推進トナーとは

環境推進トナーなる言葉を聞いたことがあるでしょうか。
この言葉の意味を知らないと注文するときにもためらいますよね。
これは、「エプソン」独特の呼び名です。

エプソン環境推進 情報ページ

簡単に言えば、エプソンが独自に回収したカートリッジをリユースして再度販売するというもの。
自分達からすれば、純正品と同じですが、純正品よりも多少安く設定されてます。
生産方法自体は「リサイクルトナーメーカー」の方法と、ほぼ同じだと予測しています。
では、他のリサイクルトナーメーカーが製造するカートリッジと何が違うのか、それは磨耗した部品や充填するトナーが「純正品」だということです。
これが決定的な違いですね。
循環型のビジネスモデルにエプソン自らが参入した格好です。

ここで少し、プリンターメーカーがリサイクルトナー業界に参入してきた意味を考えてみたいと思います。
まず、なんで「環境推進」という非常にわかりにくい名称にしたのか。
これは、明らかに世の中ですでに認知されてしまった「リサイクルトナー」という意味との差別化が目的だと思います。
上のエプソンのWEBページを見ても明らかなように、やろうとしていることは、まさしく我々と同じです。
しかし、敢えて「環境推進」という言葉でその違いを表現したかったのでしょう。
でも、これって逆に意味をあいまいにするだけだと思いますけどね。
本当に商売として成立させようとすると、「エプソン・リユース・プロジェクト=E-RUP」みたいな洒落た言い方をした方が、ユーザーからみればインパクトが大きいんじゃないですか?

下手に「環境推進」とか、よくわからない言葉を使うことで、やろうとしてることが見えずらくなってるように思います。
まあ、言葉は別にして、本当はエプソンが本気で「リサイクルトナー」に参入しようと思ってないってことです。
なぜなら、コストがかさんで、ビジネスモデルとしてはそれほど旨みがないから。
いくら仕組みが賛同されても、商売として成り立たなければ、会社はやらない。
安く純正品の部材を仕入れて、大量に決まったルートに販売する方が儲かるに決まってます。
なぜなら、それが「エプソンビジネス」」だから。
エプソンが急成長できた要因は、いわゆる「トナービジネス」です。
プリンター本体を安く販売する代わりに、そこで使われる「トナー」で儲ける。
一説にはトナーの利益率は80%を超えてるらしい。
そんな儲かるビジネスの中で「環境推進」のようなビジネスを展開する意味がどこにあるのか。
巷の「リサイクルトナーメーカー」つぶしではなく、単なるブランド戦略ではないのか。
「自分の会社は”環境”を考えたビジネスを展開しています」というメッセージを出しているように感じます。
それを証拠に他社ではほとんどやってません。
仕組みをつくるにもコストがかかり、回収にもコストが掛る。
ましてや、それを売ると、本来最も儲かるはずの「純正品トナー」も影響を受けてしまう。
企業活動とすれば矛盾だらけです。
やろうとしていることは自体は、すばらしいと思いますが。
ちょっと自分勝手な見解で、申し訳ありませんでした。

リサイクルトナー リコー RICOH IPSiO SP C830/C831について

リサイクルトナー対応機種
IPSiO SP C830/IPSiO SP C831/IPSiO SP C830M/IPSiO SP C831M

リコー リサイクルトナー

このブログのメインテーマである、個別機種分析。
今日はリコー(RICOH)の最高峰プリンターシリーズについて徹底的に分析、また、他のメーカーとの比較も行います。

RICHO SPC830

このシリーズはリコーのプリンターシリーズでは最も多機能であり。リコープリンターのフラッグシップ機種となっています。
*リサイクルトナーなど各種カートリッジのご注文は以下からお願います。

カテゴリ
定価(税込み)
クリックでご注文画面へ
純正品
ブラック
42,120
シアン
39,960
マゼンタ
39,960
イエロー
39,960
汎用品
ブラック
42,120
シアン
39,960
マゼンタ
39,960
イエロー
39,960
リサイクル品
(再生品)
ブラック
42,120
シアン
39,960
マゼンタ
39,960
イエロー
39,960
純正ドラム
(感光体ユニット)
ブラック
29,160
ブラック除く3色
84,240
純正品
廃トナーボトル
1本での購入(注1)
2,160
4本セット価格(注2)
8,640

(注1)
※トナーカートリッジ、またはドラム等と同時購入時のみ1本販売をしております。廃トナーボトルのみのご購入は、4本以上のご注文でお願い致します。
(注2)
※こちらの商品は、4本セット販売となっております。

基本機能は以下の通り。
IPSiO SP C830/C831/C830M/C831M メーカー製品情報ページ

リコーのホームページを見ての通り、SP C830とSP C831との性能の差は出力枚数のみです。また、ランニングコストも一緒ですから、価格の差程、機能に差があるとは思えません。
もし、自分が購入するとすれば、間違いなくSPC830を選択します。
次にランニングコストを考慮したときのトナーカートリッジについて見てみます。
あくまで、自分の会社での販売価格をもとします。
このトナーには「大容量」と「標準量」の2種類がありますが、現在「標準量」トナーのリサイクルは行ってません。
また、こカートリッジは常に在しています。
よく、純正品とリサイクルトナーとの印刷枚数について質問をされますが、当たり前ですが、同じです。
もし、この部分に差があると「会社の信用問題」になりますから、ご安心ください。
この機種のカートリッジは同一です。
ですから、問題は純正品のトナーとリサイクルのトナーとの価格差です。
トナーは消耗品ですから、できれば安くて品質の安定したリサイクルがいいですよね。
この機種はカラー印刷ですが、通常純正品とリサイクル品を混ぜることはあまりお勧めしてません。
しかし、当社の場合、純正品とリサイクル品と一緒に利用しているケースがかなり多いですよ。
つまり、品質の差が純正品とあまりない証明にもなります。
当然まったく同じではないですよ。
どんなに頑張っても、純正品とまったく同じに作ることは、どこのリサイクルメーカーでも不可能です。
しかし、利用する用途によってはリサイクルトナーで十分なケースがほとんどだと思われます。
例えば、プレゼン資料とか社内で利用するようなカラー印刷はリサイクルトナーでまったく問題ありません。
さらに、パンフレットで使用してもいいぐらいです。
それでぐらい、品質には自信がありますけど、純正品とリサイクル品を「左右に並べて比較」すると、全体的に薄かったり、シャープさに欠けると言ったことも、人によっては思うかもしれないですね。
では、実際にそれぞれの価格について見ていきたいのですが、その前に表にある「汎用品」について少し説明します。

汎用品とは

一般的に他社が汎用品と呼んでいるものにはいくつかの種類がありますが、当社で「汎用品」と呼んでいるものには2種類あります。
ひとつは、海外で発売される予定の純正品で、通常「海外純正」と呼んでいます。
もう一つは、OEMで発売された純正と同じもので「ノーブランド(NB)」と呼ばれるものです。
双方とも「呼び方や箱が違うだけで、中身は純正品です」

トナーカートリッジの価格差

おそらく、他のネット通販と比較しても、驚くほど安くも高くもないと思います。
インターネットで探せば、この金額よりも安く提供している会社はいくらでもありますし。
じゃあ、なんでそんなに差が出るのか。
掻い摘んで説明すると、「価格決定の構成要素」は「人件費・材料費・配送費・管理費」等ですが、リサイクルトナーという商品はリサイクルする工場の「管理」が極めて重要です。
基本的に「不良率を極限まで下げる」ためには、標準化されたシステムが必要ですし、その費用も掛ります。
そのため、販売価格の下限も自ずと限界があります。
しかし、インターネット上には、自分たちの理解を超えた価格で販売している会社が山ほど存在します。
自分が考える理由をここで書くと、クレームが来てしまうので書きませんが、例えば回収したカートリッジの部品を交換しなかったり、洗浄しなかったりすることでも価格は相当下げることは可能です。
ただ、その分、不良率が跳ね上がるのは確実です。
もし、データ上、不良率が変わらなければ、そんな面倒な作業は必要ないですから。
確実に不良率が上がることが明確なために「部品の交換」や「洗浄」を行う必要があるんですね。
うちの会社の扱うカートリッジはISO等で認証された商品以外扱わないので、この価格以下にすることは現時点では不可能だと考えています。
さて、このRICOH SP C830/C831ですが、当社の売れ筋トップのカートリッジで、大変多くのリピーターの方が利用されています。
長く利用するような、耐久性の高いプリンターですから、価格だけにとらわれず、当社のリサイクルトナーカートリッジをご利用いただければ幸いです。

トナーカートリッジの種類について

リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ
トナーカートリッジにもいろいろあります。

プリンターメーカーの作るリサイクルトナーと、俗に言うリサイクルトナーとは何が違う?

アップライズのリサイクルトナーの品質とは!

ん?
何のことかわからないですよね。
そう、この業界はまさに複雑怪奇な業界なんです。

「リサイクルトナー業界はエプソンやキヤノンが製作したカートリッジをリサイクルさせてもらって商売をしてます」
という表現し、プリンターメーカーは「当社製品はリサイクルしています。」という表現をします。
この二つの「リサイクル」という表現は同じ言葉でも意味が全然違います。
実はプリンターメーカーの日本語が正しい使い方です。

今、工業製品、特にプラスチックや金属は、ほぼ100%「リサイクル」されています。
つまり、プリンターメーカーの表現が正しいというのは、「回収したカートリッジをリサイクル業者(廃棄加工)がプラスチックと金属に分け、原料に近い状態からリサイクルする」という意味です。
ですから、基本的にすべて「純正品」なんです。
いや、プリンターメーカーは違うと言うかもしれませんけどね。

しかし、我々リサイクルトナー業者が行っているのは、回収したカートリッジを分解・洗浄・組み立て・トナー充填というサイクルですから
正確には「リサイクル」ではなく「リユース」です。

この部分がユーザーにとって、もの凄くわかりづらくしている原因だと思います。

何だ、キヤノンもリサイクルトナーなんだ。
いや、正しいけど、あなたが想像する意味じゃないと思いますよ。

プリンターメーカーからすれば「リサイクル」じゃないだろってことですよ。

でも、すでに「リサイクルトナー」と言うのは「リユーストナー」の意味に考えられていますから、「リサイクルトナー」とはプリンターメーカーが言うところの「リサイクル」ではないんです。
なんだか、余計にわからなくなってしまいましたが

  • 1 リサイクル → 商品を分別し、再加工し、製品化する
  • 2 リユース  → 同じものを、もう一度利用する

プリンターメーカーが言うリサイクルは1の意味
リサイクルトナー業界がいうリサイクルトナーとは2の意味です。

互換トナーとは何?

あまり聞きなれない言葉に「互換トナー」というものがあります。
実はこの業界は言葉的に標準化されていない部分がありまして、この「互換トナー」という表現も業者によっては違う捕らえ方をする可能性があります。

実はこの「互換トナー」は言い得て妙なんです。
あくまでも「互換」ですから、当然プリンターメーカーが国内で作った国内純正品でなければ、プリンターメーカーが海外で作った海外純正品でもない。
ましてや、リユースされたカートリッジを使って作った「リサイクルトナー」でもないんです。
結論から言えば「違法トナー」です。
そして、その手口は極めて巧妙です。
大元の純正カートリッジを分解し、すべての部品を「模倣」し、「金型」を作り、純正品の「そっくりさん」を作ります。
まあ大体が「中国製」ですけどね。
もう、何でもありの世界ですけど、考え方からすれば「新品」扱いです。
ですから、ネットで「当社製品はすべて新品」という表現が使われている場合は、この「互換トナー」を疑う必要があります。そうでなければ、当社の商品は「国内純正品・海外純正品・海外逆輸入」に限ります、って謳えばいいことですから。
当然値段もバカみたいに安いですけど、所詮は「模倣で違法」な商品ですから、使うにしてもかなりリスキーですね。

先日、値段の格差問題を書きましたが、工法・種類・ルート等様々な要因で価格は決定されます。
結論から言うと、極端に安い商品は「とりあえず疑え」ってことです。
ちなみに、「互換トナー」はそのカートリッジを回収しません。
回収に掛る費用を負担したくないからです。
つまりその廃棄費用は「ユーザー」が負担することになります。
当然、「リサイクル(リユース)トナー」の母材にもなりえません。

汎用品とは何か
「はんようひん」と呼びます。
実はこれも定義があいまいな部分があります。
うちの会社で言うところの「汎用品」とはあくまでも「海外からの逆輸入純正品であったり、OEM製品の純正品」ですから、ご安心を。
うちの会社は「互換トナー」は扱いません。
基本的に売る方も「違法」ですから。
広義の意味では「純正品と同じ機能を有する純正品以外の新品」です。
ということは、先ほどの「互換トナー」もこの「汎用品」の範疇になります。
残念ながら、ネット通販のサイトから「汎用品」の意味を正確に知ることはできません。
しかし、そのカートリッジが「回収」対象でなければ、違法な「互換トナー」である可能性がありますから、十分な注意が必要です。

再生回数とは何か
ちゃんとしたって言い方は変ですけど、管理がしっかりしているリサイクル業者は、特定のカートリッジに対して、必ず「再生」回数を決めてリサイクルを行っています。
理由は商品の磨耗具合で複数回の再生後には不良になる可能性が高いとのデータがあるためです。
その回数は、カートリッジの種類にもよります。
この再生回数をキチンと管理している業者は「信頼」に値すると考えて間違いありません。
リサイクルトナーの基本的な知識を持って、購入を判断しても遅くはないと思います。

リサイクルトナーの仕組みについて

リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ
EPSON リサイクルトナー
リサイクルトナーとか再生トナーとかの言いかたがされますけど、本来の意味からすれば「リサイクル」ではなくて「リユース」とならないといけないですね。
リサイクルって言う意味は「形を変えて作り直す」って意味ですから。
もし、リサイクルトナーの製造方法が、部品を分解して、使える部品を組み合わせて「違い商品を作る」とかなら「リサイクル」です。
この部分で勘違いされてる人も、もしかすると多いかもしれませんね。
日本人にはリサイクルと言った方が「わかりやすい」からそういう表現になっているのか、本当に勘違いしてるのか、はたまた、意味を理解していないのか。
ユーザーにとってみればどっちでもいい話ではありますけどね。
何がいいたいのかというと、「リサイクルトナー」は「トナーカートリッジ」を一定段階まで分解して洗浄しますけど、それは、あくまで「洗浄」と「部品の磨耗交換」が目的です。
磨耗商品は新品と交換し、元のカートリッジに組み立て直した後「トナー」を充填。
その後実機にセットして印字テストを行い「商品」として出荷されます。
だから「リユース」なんですね。

全体の流れは以下のようになります。

  • 1 ユーザーのカートリッジを回収(ほとんどの業者は無料)
  • 2 カートリッジの状態確認
  • 3 分解・洗浄・磨耗部品あるいは寿命部品交換
  • 4 カートリッジ組み立て
  • 5 トナー充填
  • 6 ICチップ交換
  • 7 印字テスト

と言う流れです。
ここで重要なのが3です。

それで、リサイクルトナーに必要な部品コストは「トナー・部品・チップ」等です。
後は、リサイクルに必要な時間が問題です。
じゃあ、なんでこんなに差が出るのか。
ここがネットでトナーを買う場合の最大の疑問だと思います。
同じ商品でありながら、値段が倍くらい違う。
その理由は単に利益を少なく設定しているだけなのか。
あるいは、他の根本的な理由があるのか。

うちの会社でも、「信頼第一」とかホームページで書いてますけど、それは当たり前のことで、
例え昨日今日リサイクルトナーを始めた販売業者が「信頼」って言葉を全面に出してら、逆に「信頼」失いますよね。
実はこの「信頼」と「価格」にはある程度の相関関係があるんです。

極端な話、中国から超格安で仕入れたリサイクル品を他社の半値で売ることは可能ですけど、そこに「信頼」とか書くと、ちょっとした詐欺になります。
「運良く不良品じゃなければいい」というスタンスであれば、ネットで最安値を探すべきですけど、「長く付き合う」ことは無理だと思います。

うちの会社って、実はインクジェット用インクを扱ってないんですよ。
理由はいろいろありますけど、最大の理由は利益と代金回収です。
インクジェット理由のユーザーは「個人」がほとんどですけど、おそらく価格で勝負すると利益はなくなります。
また、個人のお客様は「クレジット」や「コンビニ」決済が必須となります。
そうすると、それに掛る費用も必要ですよね。
さらに、個人のユーザーでは、未回収の割合が法人よりも大きいため、そのリスクを予め価格に転嫁させておく必要もあります。
そのような理由から、法人ユーザーが多い「レーザープリンター用リサイクルトナー」に特化してるんです。
この競争が極めて激しい分野で、ネット通販だけでもう20年ですよ。
お客様数にして約1万社です。
リピートユーザー数も多分2000社ぐらいあると思います。
これほどのユーザー様とお付き合いできるのも、「信頼」があるからなんです。
そのため、うちのトナーってそんなに安くないと思いますよ。
というか、安くしようにもできないんです。

それは、先ほど書いたように、トナーをリサイクルする過程で様々な厳しいテストを行い、不具合を極力出さないという会社のトナーしか扱わないためです。
そのため、当社は21年間ワンメイクです。(今後ずっとそうとも言えないですけど)

ちょっと話がそれましたが、「リサイクルトナー」は上のリストのように「製造工程が標準化」されている商品ばかりじゃないです。
先ほど「重要なのは3」だと言いました。
結論から言うと「3と4」は端折ることが可能です。
つまり、回収したカートリッジにそのままトナーを充填してお終い。
こうすると、トナーの料金は劇的に安くすることが可能です。
しかし、その結果は明らかです。
不良率が跳ね上がります。
ちゃんと標準化した工程で製造されたトナーと3,4を省いたトナーでは、圧倒的な不良率の違い生む可能性があります。
現状の不良率はリサイクル品で1〜3%ぐらいだと言われてますが、工程を省いた安価なトナーでは5本に1本が不良という「悲惨」な状況になりかねません。

「信頼」という言葉は「実績」の裏返しですから、価格だけでお店を決めることはリスクが大きいと思います。

プリンターを買うときの判断基準とは

リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ
リサイクルトナーの前に、プリンターについて少し触れます。
自分もそうですけど、会社や自宅でプリンターを購入する場合、何を基準にしますか?
基本的には本体価格なんでしょうけど、それ以外にいくつかの判断基準がありますよね。

  • 1 本体価格
  • 2 印刷1枚当たりのランニングコスト
  • 3 単色かカラー印刷か
  • 4 メーカー
  • 5 印刷可能用紙サイズ
  • 6 出力解像度
  • 7 PCとの接続方法の種類
  • 8 対応メディアの種類
  • 9 トナーカートリッジの種類
  • 10 リサイクルトナーの有無とその値段
  • 11 ネットワーク対応か否か

使う環境や規模、方法によって、これらの優先順位は異なります。
この場合、まず、優先順位というよりも「必要条件と十分条件」で考えます。

必要条件になるのは、3、5、11です。
色数・用紙サイズ・ネットワーク対応は、使う環境で決まります。
この後の十分条件の中で選択していきますが、注意してほしいのでが、2と10です。
メーカーが算出するランニングコストのデータはあくまでも純正品をベースに算出されてますから、単純に比較することはできません。
特に最新の機器では「純正トナー」しか存在しないケースが多いため、逆にランニングコストが跳ね上がることになります。
しかし、少し前の機種であれば「リサイクルトナー」が製造されている可能性が高いですから、その価格は半分以下になる可能性もありますね。
これと本体価格との相対的な評価になります。
年間で何枚ぐらい印刷するのかが重要です。
例えば、毎日100枚以上印刷するようは会社では、ランニングコストが重要ですから、リサイクルトナーの有無を確認するようにした方がいいと思います。
どこの販売店のリサイクルトナーも値段的には純正品より遥かに安いはずですから、後は販売店・メーカーの信用を確認した上でプリンターを選択してください。
後、リサイクルトナーを販売する立場として、シェアの低いメーカーの機種は採算上製造していない可能性が高いため、必ず事前に製造状況を確認されることをお勧めします。

リサイクルトナー大研究!!

リサイクルトナーを激安販売 | アップライズ
初めまして、リサイクルトナー販売のアップライズです。
まだまだ認知度の低いリサイクルトナー。
価格だけでなく、環境面を考え、是非ともリサイクルトナーの良さを判っていただければと考えブログをは始めました。
何卒よろしくお願い申し上げます。